レシピ

ピクニックにぴったり!アスパラのキッシュ

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キッシュ研究にはまっています。特に生地、パート・ブリゼ研究はとても楽しい。最終的にはうまめし流パート・ブリゼ重めと軽めの二種類を作るのが目標です。今回は重めの生地で、ピクニックのお弁当に入っていそうなポップなアスパラのキッシュを作りました。

 

アスパラのキッシュ

材料(20cmタルト型)

パート・ブリゼ(生地)

卵、バター入り重めの生地

  • 薄力粉 140g
  • バター 60g
  • 塩 小さじ1/3
  • 卵黄 1個
  • 水 大2

ガルニチュール(フィリング)

  • アスパラ  3本
  • にんじん  中1/3本
  • 玉ねぎ   中1/2個
  • ベーコン  1~2枚

アパレイユ(卵液)

  • 卵 1個
  • 生クリーム 大3
  • 牛乳 大3
  • 粉チーズ 大1
  • 塩 ひとつまみ

作り方

パート・ブリゼ(フードプロセッサーを使います)

  1. 薄力粉と塩を計量し、フードプロセッサーに入れます。フードプロセッサーごと冷蔵庫に入れて冷やします。
  2. 冷蔵庫でよく冷やしたバターを計量し、1cm角くらいに切ります。
  3. 冷やしたフードプロセッサーに2のバターを入れ、電源を入れます。1分~1分半くらい回して、粉がぼろぼろになるまでが目安です。
  4. 卵黄と水を良く混ぜておき、3に入れます。10回くらい回して、生地がひとまとまりになったら止めます。フードプロセッサーから取り出し、伸ばしやすい平らな丸になるように軽くまとめてラップに包み、冷蔵庫で2時間以上寝かせます。このとき、生地を捏ねないように注意してください。
  5. のばし台とのばし棒に打ち粉をし、4を型より大きめに伸ばします。のばし棒に巻きとり、破れないように生地の上にのせます。型に合わせて生地を押し付け、はみ出した生地を包丁などで取ります。
  6. オーブンを200度に余熱しておきます。生地の底にフォークでピケを打ち、オーブンシートを敷いて重石をのせて、200度のオーブンで25分~30分焼きます。焼きあがったら重石を外してさらに10分程度焼きます。

ガルニチュール

  1. アスパラは根元の固いところをピーラーでむき、半分に切ります。沸騰したなべに塩少々を入れ、1分ほど下ゆでします。
  2. 玉ねぎは繊維に沿って薄切り、にんじんは5mmくらいの角切りにします。ベーコンは細切りにしておきます。
  3. フライパンを熱し、油をひかずにベーコンを炒めます。ベーコンから油が出てきたら玉ねぎ、にんじんを加えて油を回します。

アパレイユ

  1. 材料をすべて良く混ぜておきます。

いよいよ焼きます!

  1. 焼きあがったパート・ブリゼにガルニチュールのうちアスパラ以外を入れ、アパレイユをそっと注ぎます。最後にアスパラを放射状に並べます。
  2. 200度のオーブンで40分~焼きます。
アスパラはこんな感じ。
これはちょっとアパレイユがぎりぎりすぎました。美味しかったのでOK。

ポイント

パート・ブリゼ

今回はパート・ブリゼは味濃いめ、アパレイユは味薄めとなっています。お弁当っぽい味に仕上がってます。おつまみっぽく食べたい場合は、アパレイユを濃い味にした方が良いでしょう。
フードプロセッサーがあると本当に楽に作れます。
ないときは捏ねないことを意識して作ってくださいね。
面倒に感じるかもしれませんが、生地を作って休ませるまでを1日目、生地を焼く以降を2日目と分けてやると気が楽です。3・4日は休ませた状態で大丈夫でしょう。
手作り生地は美味しいし、自分好みの味に作ることができます。材料も手軽に揃えられるものなので是非試してみてください!
ピケを打つのが結構好きです。
もうすぐ焼くぞー!

 

あまり生地でグリッシーニ風

結構余るので、細く伸ばしてグリッシーニ風にしてみました。190度で15〜20分くらい焼きます。
うっかり捏ねてしまったので少しサクサク感が失われてしまいました。反省。
ハーブソルト味とカレー味にしてみました。美味しくできました。

ワインのお供に。
今回は竹鶴ハイボールとともにいただきました。

 

あまり卵白でメレンゲ

あまり卵白でメレンゲが作れます。ちょっと焦げてしまったのでもう少し工夫してレシピを公開しますね。とてもおいしくてコーヒーのお供にぴったり。

さくさく!
このままでも美味しいけど、白くしたいです。
グラニュー糖を使うと焦げないらしいのに、色が付いてしまいました。

アパレイユ

上述の通り、味薄めです。お好みで調節してください。
今回はギリギリ余らなかったのですが、型に入りきらないときは無理矢理入れないようにしてください。溢れたら大惨事だし、もりもり過ぎても見た目が悪いです。
余ったアパレイユを耐熱容器に入れて焼けば、ミニキッシュとして美味しく食べられます。

キッシュを科学する

生地と型の関係

本当はこの重めのパート・ブリゼには15cmくらいのケーキ型で高さを出し、ボリュームたっぷりのキッシュの方が合ってると思います。作った時にはまだちょうどいい大きさのケーキ型がなかったので、大きいタルト型を使いました。
生地の重さと型、中身のバランスを見て、いろいろなキッシュを作っていきたいです。

皿道楽

アルテレニョ カッティングボード

どっしり重く、角ばっていない、それでいて木目がある。そんなカッティングボードを探していました。
こちらはオリーブの樹でできているカッティングボードです。ネットで見かけて一目ぼれ。お店に行ってベストな木目を見つけました。
木のニオイがして癒されます。お気に入り。

次は卵とバター不使用の軽いパート・ブリゼの研究をしたいと思います!

これ以外にも、もっと「木」っぽいデザインのものもありました。
そちらはお高いですがオシャレ。

おすすめの料理本

世の中に料理本は数あれど、本格的な味付けを学べる本は限られています。

この本はとても勉強になるのでおすすめです!言われたとおりに作れば本格的なイタリア料理を家庭で楽しむことができます。

家で作るパスタが美味しくなかったことありませんか?この本で美味しく作るコツを学べますよ!