この記事では、痛チョコ(板チョコにキャラクターを描いた「痛いチョコ」のこと)の作り方を紹介しています。
こんにちは。ひまわり(@WPHimawari)です。
痛チョコをご存知ですか?板チョコにキャラクターを描いた「痛いチョコ」のことをいいます。
手間はかかりますが、インパクトは抜群です!
手間も愛情もかけてます!バレンタインデーに痛チョコをプレゼントしませんか?
痛チョコの材料
- 板チョコ(ブラック) 1枚くらい
- 板チョコ(ホワイト) 3枚以上
- 食紅(必要な場合) 赤・青・黄色
- 金属製のボール 大小1個ずつ
- 熱湯 必要に応じて
- つまようじ又はたこ焼きをひっくり返すアレ 1本以上
- スプーン 1本
- クッキングペーパー 1枚
- 油性ペン(黒) 1本
- 油性ペン(色) 必要な分
- 下絵 書きたいやつ
- バット(あれば便利) 下絵より少し大きいもの
痛チョコの作り方
痛チョコにする下絵を選ぶ
好きな絵を選び、好みの大きさに拡大・縮小しておきます。
今年はジョジョの奇妙な冒険 第5部より、ブチャラティ登場シーンです。
痛チョコの下絵を油性ペンでなぞる
下絵にクッキングペーパーを貼り、動かないようにホチキスなどで固定します。
油性ペン(黒)で下絵の線の部分をなぞります。
ここで大切なのは、丁寧にやることです。
下絵をなぞることに失敗したからチョコを付けるときに修正しよう、なんて思っているとうまくいきません。
チョコ付けは難しいです。下絵に従って付けることが精いっぱいで、チョコを付けながら修正するのは至難の業。下絵をなぞるときにきちんとやっておきましょう。
色をつける場合は、何色がどこに来るかわかるように、色のついた油性ペンでマーキングしておきます。
色のマーキングをしておかないと、どこがどの色なのかわからなくなります。意外と大事な作業なので、面倒くさがらずにマーキングしておくことをおすすめします。
チョコを付ける準備
下絵とクッキングペーパーをはがし、クッキングペーパーを裏返します。絵の裏側にチョコをつけていきます。
のちほどバットに入れて冷凍庫で冷やす工程があります。クッキングペーパーをバットに入る大きさにカットしておきましょう。
下絵にチョコを付けていきます
板チョコ(ブラック)を少しずつボール(小)に割りいれ、ボール(中)に熱湯を入れ、ボール(小)ごとボール(中)につけて湯煎で溶かします。
つまようじ又はたこ焼きをひっくり返すアレ(以下、棒)にチョコをつけ、正確になぞっていきます。
写真ではシリコンカップを使っていますが、あまり使い勝手がよくありませんでした。ボウル(小)推奨です。
棒が汚れたら早めにふき取りましょう。棒が汚れていると細い線が出しづらくなります。
痛チョコの細かい部分の対応の仕方
たくさんの黒の中に少量の白がある部分(瞳や、髪のツヤの部分など)は、板チョコ(ブラック)でなぞる前に、板チョコ(ホワイト)で先になぞっておくと楽になります。
その場合は、板チョコ(ホワイト)をつけたあとに冷凍庫で冷やしてから板チョコ(ブラック)を付け始めてくださいね。なお、たくさんの黒の中に少量の色がある場合も同様です。
これをやらないと、本来白や色が必要な部分を避けながらの作業になるので、とても細かくて難しくなります。
痛チョコを冷やす
すべてのチョコ付けが終了したら、クッキングペーパーごとバットに入れ、冷凍庫でしばらく冷やします。1時間以上冷やすといいでしょう。
先ほどのチョコの線の上から白(または色)を流していくので、線が冷えていないと上から流したチョコと融合して絵が消えてしまいます。しっかり冷やしてくださいね。
痛チョコに色をつける場合
板チョコ(ホワイト)を少しずつ先ほどの要領で湯煎し、好みの色の食紅を入れます。
ポイントは、食紅を余り入れすぎないこと!
冷えて固まると結構濃い目の色になるので、薄いかなーくらいで行ってみてください。
線と違って、色はもりもりに付けてください。もりもりに付けた後はあまりいじりすぎないようにしましょう。線が溶ける可能性があります。
線の上にドバッと付けてしまって大丈夫です。線と色の間に隙間ができると仕上がりが悪く見えるので、線の上までドバッと付ける思い切りも必要です。
棒では広い面積をぬりづらいので、やりづらければスプーンで色をつけてください。
何色か使う場合は、重なりそうなところは軽く冷やす工程を入れてください。
すべての色付けが終わったら、また1時間くらい冷凍庫で冷やします。
板チョコ(ホワイト)で補強する
最後は色をつけた部分も付けてない部分も、板チョコ(ホワイト)で補強します。
板チョコ(ホワイト)を同様に湯煎し、スプーンでぬっていきます。
ここでも「もりもりに」つけましょう。そして、もりもりに付けた後はあまりいじりすぎないように。要は線や他の色を溶かして混ざらないようにするためです。
コツは、一か所にたくさん流し、スプーンで押すようにして周りに広げていくことです。なぞるように広げると、線が溶ける可能性があるのでほどほどにしましょう。
全体に広げたら、少し長めに冷凍庫で冷やします。
痛チョコ、完成!
長かった。でもうまくできてよかったです。
寝る前に冷やして、ドキドキしながら朝クッキングペーパーをはがしました。
正直、ドキドキしすぎて何度も起きてしまったし、早起きでした。
痛チョコ作りで失敗したと思ったところ
線をつける前に細かい部分の作業をしなかった
上述したとおりです。これをしなかったので細かいところが甘い仕上がりになってしまったし、線付けがとてもハードでした。
痛チョコ自体が曲がった
クッキングペーパーの方がバットよりも大きかったのですが、バットに合わせて切らずに折り曲げて冷凍庫に入れていました。
すると…チョコが曲がってしまったのです。
途中から取り返しがつかないくらい曲がっていて、下手に押すと折れてしまいそうだったので曲がったまま続行しました。
スプーンを使わなかった
面をぬる時も棒を使って頑張っていたら、最後のホワイトチョコをぬるところで苦労しました。
途中で、スプーンでぬればよかったと気付き、スプーンに持ち替えたところぐっと楽に。
痛チョコ作りのポイント
肌色の作り方
今回は割愛したのですが、肌色を付ける場合は、食紅の黄色と赤色を使います。
黄色大めに、赤ちょっとという感じです。
線はチマチマ、面はもりもり
板チョコ(黒)で主線を書くときは、チマチマ少しずつやっていくと細かい部分も上手にできます。
逆に、色や白を面でつけるときは、スプーンでドバッともりもりにつけてあまり動かさないようにすることで、主線が溶けだしにくく美しい仕上がりになると思います。
湯煎で溶かしたチョコのなかに水が入らないように
最初はシリコンカップの中にチョコを入れて湯煎していたのですが、棒の先っちょでシリコンカップを傷つけてしまい、水がチョコの中に侵入してきました。
水が入ると途端に固まりにくくなり、うまくいきません。
チョコの中には水が入らないように、ボール(小)の中で溶かすことをお勧めします。
痛チョコ作りの感想:ジョジョは難しい!
特に第5部や第6部は線が複雑なので、かなり難易度高かったです。
でも達成感はあります。大きな失敗がなくてよかったです。
痛チョコの過去の作品
アルカ(ハンターハンターより)
私が初めて作った痛チョコです。
このときはフルカラーにしてみました。肌色もうまくできています。
LINEのキャラ&スライム
アルカと一緒に余ったチョコで作りました。適当に力を抜いて作ったのですが、思ったより上手に出来ました。
わんわん&うーたん
息子1歳の誕生日にて。大きさを誤ってうーたんがイチゴにつぶされています。
痛チョコ作りのまとめ
- 下絵を選ぶ
- トレーシングペーパーに油性ペンで下絵をうつす
- チョコレートで線を描く
- 線を固めるため、一度冷やす
- ホワイトチョコに食紅を混ぜて色を付ける
- ホワイトチョコで補強
手間暇かかりますが、インパクト大です!
ぜひぜひトライしてみてくださいね。
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