この記事では星野リゾートトマム ザ・タワーに泊まってみた感想をお伝えします。
こんにちは。ひまわり(@WPHimawari)です。
赤ちゃん連れの旅行はどの程度準備をしたらいいかわからないことが多いです。
星野リゾートトマムではファミリー向けのサービスがたくさんあります。ネットで調べた情報とは違うところもあったので、実際に行ってみた感想をお伝えします。
なお、我が家が旅行した10月は【グリーンシーズン】ということで、冬とは営業しているレストランやサービスが違うようなのでご注意ください。
星野リゾートトマムの赤ちゃん・子供向けサービス
おむつがもらえる
フロントに頼むと快く用意していただけます。Sサイズはメリーズでした。
おむつは非常にかさばるので、赤ちゃん連れ旅行で滞在中のおむつの用意をしなくていいとなるとかなり荷物を減らすことができます。
とてもありがたいシステムですが、情報が錯綜しているので2018年現在の状況をまとめると…
おむつステーションというおむつもらい放題システムがあると公式サイトには記載されていますが、こちらはままらくだルームという部屋限定らしく、おむつが欲しい場合はフロントに頼む方式になっています。
ベビーベッド、ベビーカー、ベビーガードの貸し出し
借りるためには事前予約が必要です。
無料貸し出しのご用意がございます。
ベッドのサイズは110cm×58cmです。
事前に予約センター(0167-58-1122 受付時間10:00〜18:00)までご連絡ください。
※数に限りがございます。あらかじめご了承ください。
※ベビーベッドは、安全上の観点より1歳未満のお子様、もしくはつかまり立ちしないお子様のご利用に限らせていただいております。
(公式サイトより引用)
電話はつながりにくく、対応も人によってまちまちなのでご注意ください。
ベビーガードは予約しませんでしたが、長男4歳がベッドから落ちまくっていたのでキッズでも必要かもしれません。
ベビー用備品の貸し出し
おむつ用ゴミ箱・補助便座・ベビーチェア・踏み台・ベビーハンガー・おもちゃの無料貸し出しがございます。数に限りがございますので、事前にご連絡ください。その他、より豊富に備品をご用意している専用ルーム「ままらくだルーム」もございます。
(公式サイトより引用)
我が家ではおむつ用ごみ箱を借りました。
また、頼んでみたらベビー用ボディーソープ・ベビーオイル・哺乳瓶を消毒するケースも借りられました。
どこまで借りられるのかは不明ですので、フロントに聞いてみるといいと思います。
キッズ用パジャマ・アメニティ
赤ちゃんだけではなく子供にも配慮があります。
子供用パジャマとアメニティ(歯ブラシ、スリッパ、体を洗うバブルボール)を用意してもらいました。
くまさんアメニティ |
キッズルーム
カフェラウンジの横に子供が遊べるキッズルームがあります。
3歳くらいまでにドンピシャなゾーンだと思います。
絵本も用意されていて、長男はチェックアウト時に読んでいました。
くもんで習った本らしい |
このほかにも絵本ディスプレイ棚があります |
ミナミナビーチのベビーベッド
事前情報はありませんでしたが、ミナミナビーチ(後述)でもベビーベッドが借りられます。
布団ではなくココネルのようなメッシュタイプなので、熱がこもることもなく安心です。
ありがてぇありがてぇ |
大人はビーチチェアでまったり、赤ちゃんはその横でベッドで横になれるので、家族全員でビーチを楽しめます。
ビーチでベッドが借りられて本当によかったです。
赤ちゃん・子供向けサービスまとめ
ベビーカー・ベビーベッド・ベビーガードの貸し出しあり(要予約)
おむつはフロントでもらえる
ベビー用備品(おむつゴミ箱など)の貸し出しあり
キッズ用パジャマ・アメニティの用意あり
キッズルーム(3歳くらいまでの子が遊ぶ室内スペース)あり
ミナミナビーチでベビーベッドが借りられる
館内は段差が多く、ベビーカーを持ち上げなければならない場面もある
星野リゾートトマムの施設
フォトジェニック! |
部屋
スタンダードフォースルームでした。
ベッド4台に洗面所とトイレは2つずつ。
こちらに2つ |
こちらにも2つ |
赤ちゃん連れには「ままらくだルーム」という靴を脱いで上がるお部屋も用意されています。
また、ファミリールームという低床ベッドルームもあります。
時すでに遅し、我が家が宿をとった時には空きがありませんでした。
4か月の次男用にはベビーベッドを借りました。
普通の家で使うような木枠のベビーベッドです。毛布も一緒に貸してもらえます。
アメニティ類はダサいですね。
うーんこの |
備え付けのシャンプーリンスなどはDHCのものが使われています。
出張かな? |
無料で使えるWifiはセキュリティはないし遅いしでKUSOでした。期待せぬよう。
エレベーターは各タワーに3基ずつです。
待つときもありますがストレスは感じません。
バス移動
施設内はとても広く、レストランに行くにもプール・お風呂に行くにもバス移動が基本となります。
特にプール・お風呂は歩くと30分くらいかかるそうです。
バスは15~20分おきに出ています。出発時間をチェックしてから行動するとスムーズでしょう。
路線バスの居ぬき |
カフェラウンジ:ユックユック
フロント前のカフェです。
ウェルカムドリンクがいただけます(スパークリングワイン含む)。
ミナミナビーチ・木林の湯
冬でも室内30度!ガラス張りの楽園です。
そしてプールサイドでベビーベッドが借りられるのが最高。
木林の湯はミナミナビーチと同じ施設にある大浴場です。
露天のみで内湯なし。冬は寒そう。
駐車場
タワー用の駐車場は敷地内に2か所あります。
到着時は入り口まで車で行って荷物を降ろし、運転者のみ駐車場へ車を置きに行くといいでしょう。
ホテルから駐車場までは木の階段があるので、ベビーカーは遠回りするか気合で持ち上げて降りるかの対応が必要です。
雲海テラス
グリーンシーズンはこちらが目玉。
運が良ければ雲海が見られます!
GAOアウトドアセンター
さまざまなアクティビティが用意されていますが、今回は赤ちゃん連れだったのでハードなものはせず、ピクニックとゴルフカートドライブを楽しみました。
レストラン
いろいろなレストランが用意されていますが、我が家が行ったところはどこも子供を優しく迎えてくれました。
正装していかないといけないところはなさそうですね。リゾナーレという敷地内にあるラグジュアリー志向のホテルについてはわかりませんが。
朝食時には赤ちゃん用に離乳食のオーダーとウエットティッシュのサービスがあります。
次男4か月はまだ離乳食が始まっていないので、ウェットティッシュだけ借りました。
ビュッフェ形式のレストランでは、スーパーのカートのようなベビーカーの貸し出しがあり、赤ちゃんを乗せて食べ物を選びに行くことが可能となっています。
我が家は使いませんでした。
ホテル自体はバブルの遺産であり古い構造となっているため、バリアフリーではありません。
レストラン全体としてまで到着するまでに階段があることが多いです。
ベビーカーの方はご注意ください。
各レストランの詳細は別記事にて。
星野リゾートトマムへの行き方
車の場合
私たちは新千歳空港から来たので、レンタカーを借りて千歳東ICから占冠ICまで高速に乗りました。所要時間1時間半程度。
公式サイトではトマムICで降りると案内があります。
夫の事前調べによるとどちらで降りても到着時刻に差はないということなので、占冠の大自然の中を通るルートで行きました(高速代700円の節約)。
位置関係はこんな感じ
占冠IC–(30km)–星野リゾートトマム–(5km)–トマムIC
どう見てもトマムICのが近いのですが、本当に到着時刻はトマムIC経由と同じでした。
信号はほぼないですし、車にも全然出会いませんでした。
さらに、占冠村の自然を感じられるので良いルートです!
電車の場合
トマム駅が最寄になります。
トマム駅からは電車の発着に合わせて迎えのバスが来てくれます。
駅からは5分程度です。
星野リゾートトマム タワーとリゾナーレの違い
星野リゾートトマムには似たようなタワーがもう一つあります。
それがリゾナーレトマムです。
ザ・タワー
私たちが宿泊したホテルは「ザ・タワー」と呼ばれる普通のリゾートホテルです。
中間層のお客さんをターゲットにしていると想定され、多くの客室があります。
すべての施設の中心にあります。といってもどこへ行くにも広大すぎてバス必須なんですけどね。
iPhone6Sで撮りました(ドヤァ |
赤と緑のタワーが2つ並んでいます。
ほぼ同じですが洗濯機はタワーⅡにしかありません。
リゾナーレトマム
同じようなタワーが2つ、「ザ・タワー」よりも山奥にあります。
こちらがリゾナーレトマムです。
リゾナーレトマムは全室スイートで各階に4部屋しかないそうです。
さらに部屋に展望ジェットバスとサウナまでついています。
リゾナーレトマムは山奥になるので、上述したミナミナビーチ・木林の湯まで遠いです。寒い人はお部屋でお風呂に入ってねということでしょう。
ラグジュアリー志向の方はこちらが良いと思います。
もうひとつのホテル、クラブメッド
施設は多数あるものの稼働しているホテルが少ないトマム。
同じ敷地内に2017年12月に新しいホテルができました。
泣く子も黙るクラブメッドです。石垣島・サホロに続く日本3拠点目。
このホテルはミナミナビーチの隣に開業しました。
星野リゾートトマムの親会社とクラブメッドの親会社が同じフォースン・グループなのでなせる業でしょう。
こちらはより高級で、4歳以上の子はキッズアクティビティが非常に充実しています。
今度泊まりたいなぁ。
星野リゾートトマムの経営と復興の話
個人的に面白いと思ったのでまとめておきます。
社長のインタビュー記事が興味深いです。
星野リゾートトマムの歴史はwikipediaに詳しく書いてあるので、読み物として見てみると面白いです。
星野リゾートトマムに泊まった感想・子連れポイント
ちょっとダサいけど子供連れにはちょうどいい
我が家が宿泊したザ・タワー自体は30年前の建物です。
リフォームされていますが、古臭い感は否めません。
子供に目を向けたサービスが多いので、子供連れにはちょうどいい環境だと思います。
外国からのお客さんが多い
情報が錯綜している
内部情報に詳しい従業員とそうでない従業員がいる印象を受けました。
新しいサービスに挑戦し続ける企業であること、また、夏と冬では営業している施設が違うことによると思います。
わからないことがあったらとにかく聞いてみるといいと思います。
なお、客室からフロントへの電話は全然つながらなかったので直接聞いてみるのもひとつの手でしょう。
また行きたい!
子供にやさしく、ご飯も美味しく、自然も楽しめるので、また行きたいです!
今度はウインターシーズンがいいですね。
子連れポイント(再掲)
ベビーカー・ベビーベッド・ベビーガードの貸し出しあり(要予約)
おむつはフロントでもらえる
ベビー用備品(おむつゴミ箱など)の貸し出しあり
キッズ用パジャマ・アメニティの用意あり
キッズルーム(3歳くらいまでの子が遊ぶ室内スペース)あり
ミナミナビーチでベビーベッドが借りられる
館内は段差が多く、ベビーカーを持ち上げなければならない場面もある
Amazonプライム会員になると、Primeビデオでたくさんの映画やテレビ番組が観られたり、多くの音楽が聴けるようになったりといいこと尽くしです。
我が家はもうAmazonプライムなしの生活に戻れません!
ぜひ一度試してみてください!